2016年6月28日火曜日

「Xperia X Performance タッチ&トライ」アンバサダーミーティング (3) メカについて

機構設計 タダさん(?)

Xperia X Performanceのメカの二大ポイント

  •  アルミ背面パネル
    色と仕上げの関係は、すべての組み合わせでサンプルを作ってメンバー内で議論を重ねた結果による。
     
背面パネルを加工するのに使う金型はヘアラインとサンドブラストで別のものを用意して使用している。
サンドブラスト加工は、加工用の粒子ををパネル上に吹き付けてテクスチャを作成する。そうすると
1/100mmオーダーでサイズが大きくなってしまう。
1/100mm単位でこだわって設計しているので、その差は無視できないためサンドブラスト、ヘアラインで別の金型を用意し、次工程で差を吸収することで最終製品のサイズを一致させている。

アルミ背面パネルを使うことで金属で覆ってしまうことになり、アンテナを遮蔽することになってしまう。
周囲の樹脂パーツにアンテナ配線を配して、より外側にアンテナを置くことができるようになり背面パネルの影響を抑えている。

  •  ラウンドデザイン
    液晶面の
    2.5Dガラスとサイドパネルと背面メタルを継ぎ目無くつながるように設計し一体感や持ちやすさを出している。
防水を成り立たせつつ各パーツがシームレスにつながるよう設計部門とデザイナー部門で昼夜を問わず何度も協議してデザインを実現した。

メタルの絞りにはこだわりがある
製造工程から

Z3以来これまであった角の割り線が今回はありません。
今までは角のパーツと、上下左右の部品で組み立てていたのですが、今回は左、上、右が一体になったU字型を開いておいて内側のパーツと組み合わせ、最後に下側をはめこむようにしたためです。

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